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太平洋戦争の大嘘と言う本 [政治]

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先日、藤井厳喜さんの著書で
"太平洋戦争の大嘘"
と言う本を読みました。

元アメリカ大統領、フーバー氏の回顧録から
先の大戦の意味を探っていく書物です。

50年近く封印されていて、翻訳版が出たのが2017年春となっています。
それだけ内容に問題があると想像しますが、ルーズベルト史観が幅を利かす
アメリカでそれを批判するこの本はまずかったと言うことなのでしょう。

戦争をしたかったのはアメリカだったと言うことを
基準に書かれた本なのです。
日本はまんまと乗せられたと書かれてます。

日本は悪くないかと言われれば、そんなこともないでしょう。
大戦中は戦争の名のもとに色々やっていたのは事実ですから。
日本は近視眼的に動いて、大局が見えてなかったと言うことでしょうね。
そして、検証をして国民全体で共有すると言うことがないと言う所も
現代に引き継がれていると思います。

本を読んでて思ったのは、
戦争しなかったら・・・と言ってもアメリカとの軋轢は消せないので、
争いは続くでしょうけど戦争することはなかった。
他に方法はいくらでもあったのではないか。

当のアメリカでも戦勝国になったが故に
戦争を検証することが出来なくなっていたと言うことがわかります。
日本もアメリカも戦争の経緯を国民が知らないと言う変な歴史が
長年続いたことで、変な力学が働いているようです。

戦争がなければ、と言うか中国でのアメリカの権益を譲っていれば
中国は今のような厄介な存在ではないと書かれています。

蒋介石と毛沢東で今の中国を二分して管理してるとしたら・・・
もう少し付き合い易い国になっているのでしょうか?
世界はずいぶん、今と違った世の中になっていたでしょうね。
戦争以外の方法で解決していたら、北朝鮮は存在せず、
そうしたら拉致問題は起きてなかった、そもそもそんな問題は
存在しなかったということでしょうか。

私たちの世界と平行に進んでいると言われる別の世界では、
そんな世界が在るのかも知れませんね。

感想の後半は夢物語な表現ですが、
日本の周りの関係はもっと単純なのかもしれません。

まあこの本もルーズベルト大統領ではない、フーバー大統領と言う
人の主観に基づいて書かれていますからすべてが政界ではないでしょうけど
今までと違った見解を知ると言うことは勉強になりました。

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