SSブログ

おおかみこどもの雨と雪 感想 思ったよりよかった! 最優秀アニメーションは伊達じゃない [映画]

スポンサーリンク





今日の金曜ロードショーは おおかみこどもの雨と雪 でした。 何気に見てみたけど結構良かったですね。 流石! 第36回 日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞!
物語は、
子どもの成長と、それを見守る母の姿を描いた13年間にわたる物語

昨年7月の公開と同時に世代も国境も超えて多くの人々の胸を打ち、
記録的な大ヒットとなった細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」が待望のテレビ初登場!
本編ノーカットでお届けします!

監督・脚本・原作を手がけたのは、細田守監督。

筒井康隆の小説を再構築した清々しい青春映画の傑作「時をかける少女」(2006年公開)で注目され、
数学が取り柄の内気な少年と田舎の大家族が仮想空間からぼっ発した世界の危機に、
一致団結して立ち向かう姿を活写しながら、家族の力を高らかに歌い上げた
「サマーウォーズ」(2009年公開)でその人気を不動のものにした、若き俊英だ。

前作でも家族に焦点を当てた細田監督が本作でフォーカスしたのは、
“おおかみおとこ”と恋に落ちた女性。

1人の女性が恋愛、出産、そして子育てを通して母親となり、人間とおおかみの両方の生き方を持つ、
“おおかみこども”の姉弟の自立までを、躍動感あふれる映像と温かい日常の描写を
織り交ぜながら綴った13年間の物語だ。

ヒロインの花が恋をしたのは、絶滅したと言われているニホンオオカミの末裔であり、
人間の姿を借りてひっそりと暮らしていた“おおかみおとこ”だった。

その後、彼との間に2人の子を出産、小さな幸せを手にしたはずの花だったが、
突如おとずれた父親である“おおかみおとこ”の死によって、彼女は2人の“おおかみこども”
を一人で育てることになる。

ちょっと機嫌を損ねたり、感情が高ぶるとおおかみに変身して大暴れする姉の雪。

人間としてもおおかみとしても、ちょっと気弱な弟の雨。

2人の行動はおおかみとしてデフォルメされているので一見ファンタジックに見えるかもしれないが、
何をしでかすかわからない子どもたちに翻弄され、落ち込んだり泣いたり笑ったりする花は、
まさに子育て真っ最中の母親の姿そのものだ。

細田監督が「子どもたちにとっては、心躍る楽しいおとぎ話であるように、若者にとっては、
未だ経験しない子育てが驚きと憧れに映るように、そして親たちには子どもの成長の軌跡を
懐かしがれるように」との思いを込めた通りに、驚きと喜びを重ねながらも、
子どもたちをいつも優しく見守る母の姿には、誰もが感情移入せずにはいられないはずだ。

同時に、観客が2人の子どもの視点でも物語を楽しめるのが本作の魅力。

2人が様々な出会いや経験を経て、人間として生きるか、おおかみとして生きるかという
自身の生きる道の選択に、悩み苦しみながらも精いっぱい生きる姉弟の強さは、
様々な人生の岐路に立たされているすべての人に勇気を与えてくれる。

花の成長を声の演技だけで見事に表現した宮崎あおいをはじめ、彼(おおかみおとこ)役の大沢たかお、
麻生久美子や谷村美月、染谷将太ら豪華声優陣にも注目。

特に厳しい自然との付き合い方を花に指南する韮崎役の菅原文太の重みのある演技には圧倒される。

雪の中や青い山々を疾走するおおかみの“速さ”で動くダイナミックな映像。

風に煽られたカーテン越しに揺れる少女の気持ちを表現する繊細な演出。



子供が小さい時は、お姉ちゃんが狼っぽく、弟君が繊細で人間ぽかったのに 大きくなると立ち位置が逆転していくのが意味深でこの兄弟の行く末を暗示するような 展開でした。 前半のお父さんのなくなり方がちょっと、可愛そうで酷な感じでしたね。 お母さんの笑顔に癒されるシーンがいくつもあり そのシーンでちょっと救われる・・・ 最後はちょっと考えました。 ほんとにこれでよかったのか? ファンタジーとリアリティーが複雑に絡み合う作品でしたね。

スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。