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アイルトン・セナ 没後20年に思う [スポーツ]

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F-1GPで、音速の貴公子と言わたアイルトン・セナが
サンマリノGPでなくなってから20年がたったんですね~。

1994年のサンマリノGPは今思うと異常でしたね。
当時はフジTVで放送されてたので良く見てました。

金曜の予選1日目 後にフェラーリドライバーになる
ルーベンス・バリチェロが当時乗ってたジョーダンは、縁石で跳ねた後
タイヤバリアを飛び越えると言う大クラッシュを受けます。

意識を失ったバリチェロですが、治療をうけその後は
ご存知のように活躍します。

土曜日からは更に不幸が襲います。
シムテックのローランド・ラッツェンバーガーはカーブでコントロールを失い
コンクリートウォールに正面からぶつかり亡くなります。

ラッツェンバーガーは日本のレースでも走っていたので
日本でも知ってる人はたくさんいたと思います。
F-1GPに昇格して一年目だったのにとても残念で、悲しい思いを
したのを思い出します。
事故の前の周、カーブで縁石に乗ってしまった彼のシムテックは
フロントウィングが破損してしまったようで、次の周の高速カーブへの進入
300km/h以上のスピードでフロントウィングが脱落、コントロールを
失ったマシンはそのままウォールに突っ込むことになります。

当時からの友人である、ジョニーハーバートが彼との思い出を語ってます。

そんなことがあった土曜日から
レースを棄権するドライバーが出るのではと言う噂もあったのですが、
結局みんなが決勝レースを走りました。
そんな中・・・

決勝レースでもスタートからバタバタしてました。
でもすべてはあの時に向かっての助走の様なものだったのかもしれませんね。

スタートでエンジンストールさせてしまって動けないベネトンに
ロータス無限が追突すると言う波乱のスタート。

このアクシデントで観客も負傷するなどあったようですが、
レース主催者は最スタートすることなく、セーフティーカーを入れ
レースをコントロールすることを選びました。

後ではナンとでもいえますが、このとき再スタートを選んでいたら
何か違ったのではないか?

コース上に散乱したパーツを撤去し、セーフティーカーがコースオフしたのち
ローリングスタート形式でレースが再開されました。

その2週後のタンブレロコーナーでセナのマシンがコントロールを失います。

中継を見ていた私は、このシーン今でも覚えてます。

このレースウィークに起きた忌々しい出来事を知ってるだけに

また何か起こったのか、最悪の事態にならなければいいが

と、思った人は多かったのではないでしょうか。

その後、レースは赤旗中断。

セナの救出活動が生中継されると言う異常な放送になりました。

レースは最スタートとなり、最初のレースと後のレースの合算タイムでの
成績となり、ミハエルシューマッハが優勝しています。

セナの後継者の呼び声が一番高かったシューマッハが
優勝すると言うのも何かのめぐり合わせかなーと思ったものです。

レース後、セナの死亡がプレスリリースとして発表されました。
発表では、クラッシュした際、サスペンションの部品がヘルメットを貫通した
と言われてます。

レース後、優勝記者会見でシューマッハが
「「満足感もなく、ハッピーでもない」
この言葉がすべてをあらわしてるようですね。

あれだけ活躍したセナでさえ、あっけなくなくなってしまうんだなー、
と思ったものです。

裁判が行われました。
乗っていたウィリアムズの関係者、サーキットのオーナーなどが裁判にかけられましたが
無罪となりました。

セナらしいというか、あの事故の際
コントロールを失ってからウォールにヒットするまでの0.9秒間に、
ブレーキングとシフトダウンを行い、312km/h出ていたスピードを211km/hまで
落としていると言うデータが残ってます。
流石!と言うしかないです

が、もう居ないのですよねこの世には・・・

あのころの動画でも探してみたいですね。
皆さんはいつのころの映像がみたいですか?

私は、頭角を現したころのトールマンやJPSカラーのロータスに乗ってる
セナが見たいですね。

マクラーレンやウイリアムズ時代にはない、若々しさがあってみてて
清々しささえ感じる走りです!

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