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奇跡の地球物語 有馬温泉のなぞ ピナツボ火山で分ったこと [サイエンス]

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今日の 奇跡の地球物語

近所の有馬温泉のことでした。

海から離れてるのに、塩分濃度の高い温泉水の謎

あの赤茶色の温泉の謎や、有馬の近くに火山がないのに

沸騰直前の温度の源泉が沸く謎

など解説してました。

赤茶色の独特の温泉水の色、これ源泉は透明なんですね!
時間がたつと色が変わってくるんですね。

理由は酸化鉄によるものだそうですが、鉄イオンが酸化する事により
酸化鉄の色があの色なんですね。

源泉の温度は98度と言う高温なんですね。
普通火山のないところに湧く温泉の温度は50度以下が多いそうです、
なのに有馬温泉ではそんなに高温になってます。

ではどこから水が湧いてくるのか?
地下60kmから湧いてくるそうです、がそもそもそんなところに
地下水は存在しないそうです・・・そしたら・・・

メカニズムとしては、
日本列島が形成される時にできた構造線の断層に沿って湧き出してくるそうで
日本列島の下にもぐりこむプレートが海水を含み地下深く沈んでいきます
マントルに溶け込むプレート中に含まれた海水が、600度にもなる高温高圧で
岩石に溶け込んだ海水が岩石から溶け出し、断層沿いに噴出したら
そこが有馬だったと言うことのようです。

塩分濃度が濃いのは、岩石に染み込む時と、染み出す時に海水が濃縮され
海水より濃い塩分濃度になるそうです。

塩分濃度が濃いということは、保温効果が高くなり
湯冷めしにくい温泉になるそうです。

さらに岩石に含まれるミネラル成分も地上に運ぶので
有馬の温泉成分は、効能があると認められる成分9種類の内
7種類を含んでいると言うことで、湯治効果も高いと言うことです。

構造線は日本列島が形成される時に、列島の上半分と下半分の
せめぎあいのあった場所なんですね、1万数千年前にさかのぼる
日本列島の形成が関わってると思うとなんか感動的でした。

こんど行ってみようかな~。

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