SSブログ

是枝監督 そして父になる カンヌで審査員賞

スポンサーリンク





世界3大映画祭の1つフランスのカンヌ映画祭で、是枝裕和監督の「そして父になる」が審査員団に
高く評価され、主要な賞の1つである「審査員賞」に選ばれましたー!

カンヌ映画祭には、日本から是枝裕和監督の「そして父になる」と、
三池崇史監督の「藁の楯わらのたて」の2つの作品がコンペティション部門にノミネートされていました。

映画祭は最終日の26日、各賞の発表が行われ、審査員長を務めたスティーブン・スピルバーグ監督は、
審査員団によって高く評価された是枝監督の「そして父になる」が「審査員賞」に選ばれたと発表しました。

審査員賞を受賞した是枝裕和監督の「そして父になる」は、6年間育てた息子が病院で取り違えられた
他人の子どもだと分かった2組の夫婦を描いた物語で、主人公の男性を歌手で俳優の福山雅治さんが
演じています。
この作品は、5年前に子どもが生まれたという是枝監督の実生活での悩みや思いを反映させつつ、
愛や家族とは何かを問う作品です。


日本映画の受賞は26年ぶり

審査員賞は、最優秀賞に当たるパルムドールや、グランプリと呼ばれる審査員特別賞に次ぐ、
映画祭の主要な賞だそうで、

日本映画がカンヌ映画祭で審査員賞を受賞するのは、三國連太郎さんが監督を務めた
1987年発表の「親鸞・白い道」以来、26年ぶりとなります。

賞を受け取った是枝監督は、
「今回の受賞を制作チームと分かち合いたい。
両親に感謝するとともに私を父親にしてくれた妻に感謝したい」と述べました。
「そして父になる」は、6年間育てた息子が、実は生まれた際に病院で取り違えられて
他人の子どもであることが明らかとなったことで葛藤する夫婦の姿を描いた映画です。
18日に行われた公式上映では上映終了後、およそ10分間にわたってスタンディングオベーションが
続いたほか、地元メディアも軒並み高い評価をしていました。


是枝監督「また、新作を持ってここに」

また、今回受賞した賞が、最優秀賞のパルムドールではなく審査員賞だったことについて、
是枝監督は「いい賞だと思う一方で、まだ上があるなと思うので、また、新作を持ってここに来られるように
がんばりたい」と言ってます。
まだまだ大丈夫でしょう!監督(^^v


是枝裕和監督は東京都出身の50歳。
大学を卒業後、テレビの製作会社に入り、多くのドキュメンタリー番組を手がけ、
ギャラクシー賞優秀作品賞など、数々の賞を受賞しました。
1995年に「幻の光」で映画監督としてデビューし、ベネチア国際映画祭で「金のオゼッラ賞」を受賞して
話題となりました。
2004年には、親に捨てられた子どもたちを描いた映画「誰も知らない」で、主演の柳楽優弥さんが
史上最年少のカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。
ドキュメンタリーに携わってきた経験を生かし、出演した子どもたちを記録映画のように捉えた
演出が高く評価されました。
このほかにも、無差別殺人事件を起こしたカルト教団の実行犯の家族の心の葛藤を描いた
「DISTANCE(ディスタンス)」など、実際に起きた事件をモデルに、現代社会の問題点を鋭く描いた
作品を数多く製作してきました。
さらに、時代劇や自身の体験を元にした家族劇も手がけるなど、表現の幅がますます広がっていて、
日本を代表する映画監督の1人として知られています。

スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。